泥棒が常に気にする三つの点は「安全であること」「容易であること」「確実であること」で、中でも安全性と容易性については特に気にしています。そのために下見を念入りにしますし、下準備もしっかり行なってきます。
裏を返せばリスクが高くなる「安全でない」「容易でない」住宅をあえて狙うことはせず、下見の段階で侵入候補から外されます。防犯の対策としては、泥棒にとって侵入が安全でなく容易でない状態を作り出せば良いことになります。
まず泥棒は時間がかかりそうなことを最も嫌います。泥棒の侵入による1回の犯行時間は5分程度ですが、5分以上かかりそうな住宅は侵入に適さないとして対象から外します。
また時間と同様に目立つことも嫌います。目立つというのは人通りが多くて声をかけられやすい、見通しが良くて行動が発覚しやすいなど、他人に見られて注目されることです。一度声をかけられた地区には二度と行かないなど、そのような地域も対象から外すことが多いです。
突然の音や光も泥棒が嫌う要因です。犯行に慣れている泥棒でも心の中では相当緊張しており、突然何かの音が出たり光を浴びたりすると普段以上にビックリしてパニック状態になってしまうものです。そのため例えば外に犬を飼っている住宅は侵入の対象外となりやすいです。同様に光センサーやベルなど何らかの防犯対策を施している住宅もリスクが高くなるため避ける傾向にあるようです。